長野商業高校は、1900年に学校が創立し、2000年には創立100周年を迎えた伝統ある高校であります。
地域には、「長商」(ちょうしょう)の愛称で親しまれています。
全日制は、商業科と会計科の2つのコ-スがあり、商業学習の実践的な活動として長商のモット-である「士魂商才(心は高く身は低く) 」を具現化した全国的にも稀な模擬株式会社「長商デパ-ト」が秋に開催され、明治時代から地域にも愛されている伝統行事となっております。
そこでは生徒と職員が株主として運営し、生徒自らが企画、運営、販売に至るまで行い、その売上げは全国の高校の中でも日本一を誇っています。
そして、校内行事だけでなく部活動も盛んで、ソフトボ-ル部、バトミントン部、チアリ-ディング部、簿記部は、全国大会へ何度も出場を果たしています。
硬式野球部は、1921年に創部され、春夏合わせて11回の甲子園出場を誇り、最高戦績は全国ベスト4という好成績を収めており、長年安定した成績を収め、長野県内の先駆的役割を果たしてきました。
近年においては、2013年に選手権大会ベスト4、翌年は14年振り決勝進出で準優勝、2015年は、初の秋季大会において県制覇を成し遂げ、その北信越大会ではベスト4、2016年の秋季県大会準優勝、北信越大会ベスト8、2018年の今秋県大会ベスト8という戦績を残し、着実に前進することができております。
『古豪復活!〇〇年振り12回目の甲子園』出場に向け、選手・指導者、そして全ての関係者が一丸となって、公立の雄、長野県の雄を目指し、日々努力、精進を重ねております。
また、野球部OBには元オリックスバッファロ-ズのエ-スとして、現在日本ハムファイターズで活躍する金子投手らがおり、戦前からプロ野球選手を輩出してきました。